ガスガンのマガジンに襲われたマフィア
親愛なる読者様、Buon giorno!
普段使いのマフィア、ヴィスコです。
昨日、ふと奥にしまってあるエアガンを取り出そうと思ったんですよ。
そして出てきたのがマルシンのベレッタM84。スライド固定式のガスガンで、何回かゲームにも使ったことがあります。このエアガン、実は超お気に入り。
M84のガスガンって、現行だとマルシンしかモデルアップしていません。WAから発売されているのはM84FSです。で、私が大好きな映画「スカーフェイス」に登場するのは、M84の方です。
WAからスカーフェイスモデルとして発売されているものは、再現度100%じゃないんですよ!買った時は「騙された・・・」と思いました。
なのでお気に入りは、コッチのマルシンM84。なかなかの実射性能で気温が高ければ0.2gBB弾で70m/sくらいの初速を叩き出します。
昨日は久しぶりに撃ってみようという気になり、部屋の中で一人シューティングマッチを開始。部屋の片付けの途中だったけどな!
実は壊れてなかったM84
実際に撃ってみると快調に作動!固定ガスの性かなトリガープルの重さは仕方ないとして、連射しても冷えに強く「やっぱりM84は最高だぜ!」と遊んでいました。
しかし、ふと思い出すことが。
そういえば、このM84って壊れていなかったっけ?
確か撃てなくなってサバゲー仲間の人に見てもらい、マルシンに出そうという結論に至ったまま放置してた気が?
どうにも気になってスライドを分解。チャンバー周りは問題なし。給弾口もOK。
そもそも現時点で弾はしっかり出るし、当たり前か。
そこで次のマガジンに差し替えて再び実射してみるとハンマーが叩かない!これか!?
どうやらマガジンが原因だったようです。もっと早めに気づけばよかった。
襲いかかるガスバルブ!
ということはマガジンをバラして直してあげれば解決!
早速二つのマガジンを分解することに。
ガス漏れはなくガスがしっかり注入されているのは確認。なのでバルブを見てみると正常なマガジン(写真右)はバルブにテンションが掛かっており、押すとしっかり戻る。
作動しないマガジン(写真左)はバルブがそもそも押せない。
これだ!
名探偵ヴィスコの前ではバルブもお縄につくしかありませんね。意気揚々とネジを三つ外し、ピンポンチでピンを外した瞬間・・・
ボンッ!!!
という破裂音とともにバルブが天井目掛けて噴出。唖然とするマフィア。
あ、そりゃそうだ。
ガスが充填されている状態でガスバルブを外したんだから当たり前。冷静に考えればわかりきっていた事態ですよね。
幸いにも怪我や破損はなかったので、私がビックリしただけで済みました。もし蛍光灯にでも当たっていたら・・・もし水槽に当たっていたら・・・もし私の眼鏡に当たっていたら・・・考えただけでも恐ろしいですね。
みなさん、分かりきっていると思いますがガスガンのマガジンを分解する際は注意して作業しましょう。バルブを押せないからどうにもならなかったんだけど、せめて周囲の安全を確保してからキチンと作業すればよかったと反省しています。
なぜか入っていなスプリング
少々事故はありましたが、気を取り直してバルブを見てみるとOリングはバッチリ。
漏れていないんだから当然か。
何がダメなんだろうな〜、と今度は正常なマガジンのガスバルブを取り出してみました。
正常なマガジンのガスバルブには、スプリングが取り付けてある。
コレか。
そりゃスプリングが無ければバルブは押し戻されないですもんね。
原因が他にあって噴出したガスバルブにスプリングが付いていた線を考えて、一応部屋の中を捜索したんですが見つからず。うん、やっぱりコレだ。
と、いうことはですよ?
新品で買ったのに最初からスプリングが入っていなかったってことですよね。
確かに全くバルブを叩けなくなる前から、このマガジンって不調だったからあまり使っていなかったんですよ。でもたまにガス入れて動かしてたんで、放出しきれない分が蓄積されていったんですね。
アホすぎて自分を恨みます。
まとめ
何はともあれ怪我なく原因もわかり一安心です。スプリングはどうにか調達しようと思います。マルシンから取り寄せるのが確実でしょうか。ホームセンターじゃ売ってないですよね、多分。
これから暖かくなるのでガスガンに触れる機会は増えると思います。重ねてではありますが、取り扱いには十分注意してください。私も注意します。
Ciao!