エアガンメーカーまとめてみた〜国内編〜
親愛なる読者様、Buon giorno!
麻雀で言うと数え役満のマフィア、ヴィスコです。
私、今月誕生日なんですよ。
そうなると誕生日に色んな方からエアガンを贈られるかもしれないので、何がもらえるか妄想しながらエアガンショップをネット徘徊しました。
王道で言えば東京マルイですが、ここはひとつKRYTACやBOLTなんてのもいいですね。
で、眺めれば眺めるほどメーカーが沢山あって頭が混乱してきたわけです。
「エアガンのメーカー、多くね?」
片手以上の数が数えられない私は、メーカーが多すぎるあまり嗚咽を漏らしながらキューバ産の最高級電子葉巻を嗅いで何とか気を落ち着かせました。
皆さんもそんな経験があると思います。
というわけで面倒だから死ぬほどやりたくないのですが、第二・第三の犠牲者が生まれないようエアガンメーカーの一覧を作ってみました。
今回は国内版です。私見コメントも加えてあるので参考にしてみてください。
2016年国内版エアガンメーカーの一覧
※カスタム・パーツメーカー、販売代行業者は除いています。
押しも押されぬ国内トップのエアガンメーカー。初めてエアガンを買うビギナーマフィアから歴戦のベテランマフィアまで満足させる安定した性能で信頼度No.1。
リアリティを削ぎ落としてまで「安定した作動性」「卓越した射撃性能」を追求し、遊ぶことに重きを置いた日本らしいメーカーですね。
電動ハンドガン、次世代電動ガンなどエアガン界のトレンドを発信する一方、ラインナップに物足りなさを感じることも。
エアガンが欲しい?じゃあ東京マルイのを買っとけ、という流れは今度10年は覆らないでしょう(ただしファーストロットは除く)。
KSC
私の地元である山梨県が誇るエアガンメーカー。ヴィスコ好みなハンドガンが多く、Cz75やマカロフなど痒いところに手が届く個人的にイチオシのメーカーです。
システム7の登場以降、徐々に実射性能も向上し一昔前のお座敷ガンというイメージは払拭されつつあります。
惜しむらくはロットごとのバラつき。特にファーストロットの不具合はコメントが憚られるほど。
再生産ごとに改善されることが多いので、購入のタイミングだけは注意。でも好き。
ウエスタンアームズ
渋谷の道玄坂に居を構えるメーカー。商品のほとんどがガバメント、ベレッタという漢らしさで同種のレパートリーにおいて右に出る者はいません。
マグナブローバックという独自機構のガツンとくる撃ち味と少数生産で実現する手の込んだ造りで熱心なファンも多い模様。
ハンドガンの中でも高価かつ色々とデリケートなため、サバゲーで使うのは少し気が引けます。落としたら泣きますね。
マルゼン
マルゼン エアースポーツガン Official Website
ワルサー公認ライセンスを取得しているメーカー。
商品数は少ないものの、再現度の高いPPK/sやP38などピンズドなモデルばかり。
同社は競技用の専用エアガンを扱っており、そのノウハウを落とし込んだCA870ショットガンシリーズはサバゲーでも猛威を振るっています。
技術を活かしてどんどんモデルを増やしてほしい所ですが、近年は新製品が出ておらず残念です。
マルシン
マルシン工業株式会社 – MARUSHIN – マルシンのオフィシャルウェブサイト
国産エアガン界の異端児。
モーゼル、デリンジャーなど思わず唸ってしまうカタログ。あっと驚くアイデア機構。
玄人好みでありながら玄人ですら手を焼くエアガンをお求めならココ。
サバゲーで使うことを視野に入れているなら覚悟と技術、そして愛が必要です。
CO2という分野においても動向が気になります。
タナカ
タナカワークス |モデルガン・エアガン |TANAKA WORKS
ガスリボルバーならタナカ一択、と言えるほどリアリティ溢れるモデルを取り揃えるメーカー。
ペガサスシステムという機構で実射性能もなかなか。室内戦なら引けを取りません。
商品のラインナップも豊富で、リボルバーファンなら必ずタナカに行き着くはずです。
エアガンのリボルバーで実銃グリップが付けられる唯一の現行メーカーでもあります。
K.T.W
銃は木と鉄でないと嫌だ、という昔気質の方はK.T.Wに魅了されること間違い無し。
同社製品をパクった韓国のメーカーを怒るどころか、出来が良かったからそのまま製作させ自社販売するという度量の広さ。
実射性能を一言で言えば「面白いほどよく当たる」です。
高価なモデルからサバゲーでも使いやすい安価なモデルまで取り揃えられ、初心者にもお勧めできます。
クラウンモデル
質感なんて糞食らえ、とにかく安くエアガンで遊びたい、という庶民の味方。
東京マルイが販売するまでエアリボルバー市場という僻地を独占していました。
VSRには一歩劣るものの、射撃性能の高いスーパーライフルU10は品切れが頻発する人気商品です。
同社製品「TYPE96」の5mで1円玉を当てる集弾性!というイマイチ凄さがわからない謳い文句が個人的にツボ。
SIIS
数少ない固定ガスガンを中心に安価なエアガンを取り揃えるメーカー。
どう見てもHOPUPなスピンドライブシステムを搭載しているものの、中身を弄らないとゲームで使うのは難しいところ。
最初から完成されたエアガンに飽いて、自分で色々手を加えたいという実験台にピッタリ。
耐久性が至上命題。
TOP JAPAN
カート排莢式電動ガンというマニア心をくすぐるメーカー。
ジャム、というエアガンでは有りえない(BB弾の詰まりをジャムと表現する場合もある)現象を体験出来る希少なモデルが堪りません。
普通のサバゲーでは薬莢の行方が気になって集中できない、という弱点がありフィールドでは滅多に見かけないので持ってる人がいたら触らせてもらいましょう。
モデルガンを中心に展開するメーカー。
トイガン界の雄、小林社長こだわりのガスガンなど少数ながらもエアガンを製造しています。
恥ずかしながら実物を見たことがなく、性能や外観に関しては言及できません。
君の目で確かめるんだ!的な。
ショウエイ
SHOEI FG42 TypeI・II・MP44・Mkb42(H)・G43・MG42
国内でも珍しい軽機関銃を造る、というよりほぼ軽機関銃しか造らないメーカー。
今でこそA&Kなど気軽に購入できますが、やはり軽機関銃を真に極めるならショウエイでしょう。
電動、ガスともに手作りでなんとリコイル機構を搭載。
死ぬまでに一回は撃ってみたいエアガンです。
クラフトアップルワークス
確かな動作性を誇るグレネードランチャーを製造するメーカー。
サバゲーでは使い道が少なく、あまり表に出て来ないグレネードランチャーですが投入するならCAW製が間違いありません。
またミニガンも古くから作っており、まさにロマンの詰まったメーカーです。
まとめ
以上が国内で現在稼働しているエアガンメーカーの一覧です。
多分、これで全部のはず。何か外してたらご指摘ください。
よくあるまとめサイトにも似たようなコンテンツがありますが、どれも歯抜けばかりなのでこれが参考になれば幸いです。
次は海外メーカーを紹介するつもりです。恐らくバカみたいに長くなるので2回に分けると思います。
そもそも網羅しきれるか不安が今から募りますね。やばい。
Ciao!