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サバゲーを大切にしないやつはマフィアじゃない

サバゲーを愛して止まない、あるマフィアのお話。その他エアガン、カスタム、映画、小説、雑談、お仕事、いろいろ書きます。

日本人でもよく分かる、イタリアンマフィアの歴史④

親愛なる読者様、Buon giorno!

水面に映るマフィア、ヴィスコです。

前回の更新から、また日が空いてしまいました・・・反省反省。

気を取り直して今日はマフィアの歴史の中で最も有名な人物についてお話ししたいと思います。

アルカポネはマフィアではない!?

知っているマフィアの名前を一人挙げてください。

そう聞かれたら真っ先に思い浮かぶのがアル・カポネではないでしょうか。

数々の映画で題材となり、その逸話や人物像からアル・カポネ自身がマフィアのアイコンとなっているような節があります。

しかし、厳密に言えばアルカポネはマフィアではありません。マフィアとはシチリアを源流とした犯罪組織です。

アルの父親ナポリ出身でアル自身はブルックリンの出身。純粋なシチリア人のみがマフィアへの加入を認められます。

ではアル・カポネとは一体何者なのでしょうか?その答えを知るにはアルが10代だった頃まで遡る必要があります。

 

アル・カポネ、少年から青年、そしてギャングへ

 

登場人物

A(+・`ω・) アル・カポネ。才能あふれる若者。のちにシカゴの暗黒街を牛耳る。

(ミ`ω´ミ) ジョニー・トーリオ。アルに多大な影響を与えたギャング。

( ゚Д゚)ゴルァ!! フランキー・イェール。アルを一人前のギャングとして育てる。

 

アル・カポネ少年は純粋だでした。幼少時から成績優秀で、大人は皆彼の将来に期待しました。しかし、いつの頃からか喧嘩の傷が絶えなくなり学校へも行かなくなったアル少年。

いつしかアルはアドニス社交クラブというギャングの巣窟に入り浸るようになり、そこで彼のその後の人生に大きく関わることになる人物と出会いました。

 

(ミ`ω´ミ) 「アル・カポネっていうのは君かい?」

A(+・`ω・) 「そうだよ。あんた誰?」

(ミ`ω´ミ) 「これは失敬。僕はジョニー・トーリオ」

A(+・`ω・) 「あのジョニー・トーリオ!?し、失礼しました!あのぉ、私に何かご用で?」

(ミ`ω´ミ) 「威勢が良くて頭がキレる少年がいるって聞いてね。どうだい、僕と一つ仕事でもしないか?」

 

こうしてアルはジョニーを慕い、ジョニーはアルに銃の扱い方や闇社会で生きる術を叩き込みました。ジョニー自身、類まれなる商才で19歳にして富を得ます。そんなジョニーは早くからアルの才能を見抜いていたのでしょう。そしてジョニーの予想は、後に現実のものとなるのです。

 

A(+・`ω・) 「ジョニー、用事ってなんでしょうか?」

(ミ`ω´ミ) 「アル。君は本当にすごい男だ。僕が言うんだから間違いない。ただ、このままじゃチンピラのままで終わってしまう。どうだい、フランキー・イェールの元で働かないか?」

A(+・`ω・) 「フランキーって、あの20人殺しのフランキーですか?」

(ミ`ω´ミ) 「そう。僕はフランキーと知り合いなんだ。もう話は通してある。君さえその気なら・・・」

A(+・`ω・) 「しゃかりき頑張ります!」

(ミ`ω´ミ) 「よし、決まりだ!」

 

アル・カポネはジョニーを通じてフランキー・イェールと知り合い、しばらく彼のバーで働くことになりました。皿洗いに始まり、バーテン、果ては用心棒まで務めた彼をフランキーは大変気に入ったのです。

アル・カポネはビジネスとしての才能だけでなく、その人柄で多くの人を惹きつけました。フランキー、ジョニーという大物ギャングが彼を可愛がったのが何よりの証拠です。そしてアルは彼らの期待に応える働きをしました。

 

( ゚Д゚)ゴルァ!! 「アル、借金は取り立てられたか

A(+・`ω・) 「はい、この通りです」

( ゚Д゚)ゴルァ!! 「お前、これドル札が血まみれじゃねーか!

A(+・`ω・) 「どうしても払わないようだったので、やっちゃいました」

( ゚Д゚)ゴルァ!! 「アル、テメェ・・・あいつが俺の知り合いだってわかってんだろ〜な

A(+・`ω・) 「もちろんです」

( ゚Д゚)ゴルァ!! 「・・・よくやった。難しい仕事をこなしたお前は立派だ

 

アルは頭がいいだけでなく、度胸も人一倍ありました。フランキーの元で頭角を現し、困難な仕事をどんどんこなしていったのです。そんなある日。

 

( ゚Д゚)ゴルァ!! 「アル、アルゥ!」

A(+・`ω・) 「何でしょう、フランキーさん!」

( ゚Д゚)ゴルァ!! 「おう、来たか。最近よぉ、ホワイトハンド(アイルランド系ギャング)の連中が人のシマでコソコソ何かしてやがんだ

A(+・`ω・) 「マジっすか。実は他の人からも似たような話、聞いてるんすよね」

( ゚Д゚)ゴルァ!! 「アル。俺は表立って騒ぎを起こすことができない。それに自分の仕事で忙しい。本来なら話し合いの場でも設けなきゃいけないんだが、そんな時間がない

A(+・`ω・) 「・・・」

( ゚Д゚)ゴルァ!! 「あー、困ったなぁ。俺は目が回るほど忙しくて、若い連中が先走ってトラブルを起こさないか見張ることもできん。若い連中が何をしでかすか、俺には監視する暇もねー。くれぐれも俺の"元"でトラブルは起こすなよー

A(+・`ω・) 「・・・(コクリ)」

 

イタリア系ギャングのフランキー一味とアイルランド系のホワイト・ハンドの抗争が激化するのは、これよりも何年か後の話になります。しかしアルはフランキーの元へ身を寄せている間、何とホワイト・ハンドと度々トラブルを起こしています。

フランキーの指示があったという記録は残っていませんが、アルが独断で他のギャングと諍いを起こすとは考えられません。

こうして、アルはホワイト・ハンドのボス「ワイルド・ビル・ロベット」に命を狙われだすことになりました。

 

A(+・`ω・) 「さすがにピンチだなぁ。おちおち寝ることもできないぞ」

(ミ`ω´ミ) 「アル、久しぶりですね」

A(+・`ω・) 「ジョニーさん!どうしたんですか急に」

(ミ`ω´ミ) 「ふふふ、実は相談がありまして。私はこのブルックリンを見限り、シカゴへ拠点を移そうと思います。そこで、あなたにも付いてきてほしいんです」

A(+・`ω・) 「え!でも僕にはフランキーさんの用心棒が・・・」

(ミ`ω´ミ) 「いえ、フランキー氏にも話は通してあります」

( ゚Д゚)ゴルァ!! 「その通りだ。ワイルド・ビルに狙われている限り、ブルックリンでお前が安らぐ場所はない

A(+・`ω・) 「・・・ありがとうございます!何とお礼を言ったらいいか」

( ゚Д゚)ゴルァ!! 「けっ、今生の別れじゃあるまいし

 

こうしてジョニーとともにシカゴへ移ったアルは、すぐには派手な仕事をしませんでした。ジム・コロシモという男の元で売春宿のポン引きをしながら、機を伺っていたのです。しかし、一年と経たないうちに彼はジョニーの組織内で力をつけていきました。

後にシカゴの裏市長とまで呼ばれた、アル・カポネの黄金期が始まります。

 

まとめ

アル・カポネが少年だった頃のアメリカでは、イタリアン・マフィア(イタリア系ギャング)も一介の犯罪組織に過ぎませんでした。ことシカゴにおいては、アル・カポネがイタリア系ギャングの名を世間へ轟かせたと言っても過言ではありません。

そんな彼の人生にも、終わりは来ます。次回はアル・カポネの隆盛についてです。

Ciao!