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サバゲーを大切にしないやつはマフィアじゃない

サバゲーを愛して止まない、あるマフィアのお話。その他エアガン、カスタム、映画、小説、雑談、お仕事、いろいろ書きます。

赤外線銃に期待と不安を寄せるマフィア

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親愛なる読者様、Buon giorno

腹持ちの良いマフィア、ヴィスコです。

最近話題になっている、次世代赤外線銃。ちょっと触ってみたいですよね。サバゲーに興味があるけど怪我が怖い、危なそうという理由からあと一歩踏み出せない人にはうってつけではないでしょうか。私も機会があれば是非遊んでみたいです。

 

redrayjapan.blog.jp

赤外線銃を使ったゲームはメリットが多いと思います。考えられるだけ挙げてみましょう。

  • BB弾と違って怪我の心配が少ない(目に入っても大丈夫だそうです)
  • 消耗品のコストが抑えられる
  • ゴーグルの必要がない
  • ゾンビの防止
  • 風の影響を受けない

こうして見ると、既存のサバゲーにおける問題を丸っと解決してくれそうですね。システムを見るに、残弾や命中率の概念もあるそうなので競技性が高くなる予感もしています。トイガンの遊び方が広がるのは素直に喜ばしいことですね。

ただ一方で本当に流行るのだろうか、という疑問も残ります。これも幾つか挙げてみましょう。

  • 低価格化まで、どれだけの時間がかかるのか
  • カスタムが許されるのか
  • 既存のサバゲーフィールドに適しているのか

まず現在発売予定「89式自動小銃」の価格なんですが、定価99,800円(税抜き)だそうです。食指が伸びる値段とは言い難いですね。無論、生産ラインを増やし量産化されれば価格帯も下がってくるでしょう。内部ユニットはほぼ共通で、ガワさえ用意できてしまえばラインナップも増えてくると思います。しかしコストダウンして市場に流れ出すのは何年後になるのでしょうか。家族や友達と気軽に遊べる環境はまだまだ遠いような気がします。

また赤外線の出力を調整し弾道の不安定さや届く距離は制限されているそうですが、内部カスタムは可能なんでしょうか。もし可能であれば、それこそ強い光を照射させることが可能になり、ゲーム性の破綻・危険性の増加も考えられます。しかしセキュリティを強化してしまうと使用している赤外線銃が画一的になり、ユーザーの食いつきも悪くなるはずです。ただ国内のエアガンもカスタムを推奨しているわけではないので、メーカーが本来意図する方向性ではあるのでしょう。

一番気になるのは既存のサバゲーフィールドが果たして赤外線で遊ぶのに適しているかどうかです。サバゲーが世に登場して数十年、これまでのノウハウを結集して射線やバリケードの利用方法など多くのパターンを考慮して作られているサバゲーフィールドですが、あくまでBB弾を使用したエアガンを想定しています。

例えばバリケードに意図的に設けられた狭い窓があるとしましょう。顔と銃口と胸部が露出するだけのスペースなら、BB弾だとリスクを負わないと使用できません。しかし赤外線銃で遊ぶ時、反応するセンサーの取り付け位置が頭頂部や腹部だとしたら?一方的な攻撃が可能となり、明確な有利・不利が生まれてしまいますよね。

かといってセンサーの数を増やせば、軍用装備などの雰囲気を壊す恐れがあり毛嫌いする人が出てくると思います。次世代赤外線専用のフィールドが理想ですが、投資の回収にまだまだ見通しがきかないので手を挙げる企業がいつ現れるのやら・・・と。

以上のことからエアソフトガンとは全く趣の異なる玩具になるのは確かでしょう。市場もエアガンユーザーとはかけ離れていると思うので、販路はこれから開拓する必要がありますね。今後どのように展開するのか楽しみではありますが、エアガン同様に解決しなければならない問題は多そうです。

最後に苦言を一つだけ。製作者は場所を選ばず遊べると謳っていますが、それは間違いではないでしょうか。いくら危険性がないからといって、公の場で実銃を模した玩具を持ち出せる大義名分にはなりません。対象年齢が低いことも相まって、モラルの低下も予想されます。これは第一に危惧すべき点です。

BB弾による怪我の恐れとは、一方で使用する側への抑止力にもなっています。仮にどこでも使用出来る事を謳うなら、いつでも使用出来るわけではない警告も同時に発信するべきです。エアガン愛好家のあずかり知らぬところで、より厳しいトイガン規制が敷かれたらたまったものではないです。是非、改善していただきたいと思います。

Ciao!