CAW製モスカートに苦戦するマフィア
親愛なる読者様、Buon giorno!
違いのわかるマフィア、ヴィスコです。
実は今日オークションで購入した商品が届いたから、それを紹介しようと思ったですが午前中に少しトラブルが起きたので内容を変えてお送りします。そのトラブルとは・・・
CAW製モスカートを分解して組み立てに時間がかかったという、なんともマヌケな話。
オークションで届いた商品セットに同梱していた二つのモスカートのうち、片方に「ガスを注入する際に注入バルブが押し戻されて、全然ガスが入っていかない」不具合があったので分解を始めたんです。
実はモスカートを触るのは初めてだったんですが、説明書を読まずにゲームをスイッチONしていた幼少時代を送っていた私は、今回も「とりあえずバラすか」と作業を始めました。それがイケなかった・・・。
スプリングが飛び出し、ロッキングボール(小さい銀のタマタマ×8)は四散する阿鼻叫喚の地獄絵図。
防虫ネットの上で作業を始めていたので、なんとかパーツ紛失は免れて無事に回収できたのが救いでした。とりあえず組み立てのことは後回しにして、ゴムパッキンの劣化やオイル不足をチェック。どちらも問題無しでした。
と、いうことはバルブロッドやバルブヘッドの破損?と考えたのですが、それも大丈夫そう。一回バラして組み上げると調子が戻るのは、エアガン弄っててよくある話。
よぉし戻そうと試みたんですが、ロッキングボールの収納に悪戦苦闘。
作業に集中していて写真を撮り忘れてしまったので図解で説明。ロッキングボールはスプリングで稼働するバルブロックを固定するパーツなんですが、普通にバルブの穴から入れようとすると、ポロポロこぼれ落ちてしまいます。しかも、それが4箇所。
どんだけ器用な奴がやるんだよ・・・と嘆いていても仕方ないので、ネットで調べてみることに。すると別売りのリロードツールと一緒に付いてくるロッキングバルブ用ツールを使えば、組み立てられるという情報を発見!
ありました。
オークションで購入したセットに含まれてました。ツールをバルブに差し込み、ツールとバルブの穴を合わせてロッキングボールを2つずつ入れていきます。合計4か所。
いとも簡単に完成。手作業の苦労は何処へやら・・・。そして再び試射してみると普通に撃てました。恐らくロッキングボールが上手く保持されていなかったせいで、ガスを注入するときにバレルが押し戻されちゃったんですね。
あと、このモスカートがCAW製はCAW製でもBB弾の発射機構を持たないプロップ用でした。弾頭に何もないですよね?まぁプロップ用だからといって火花が散るでも煙が出るわけでもないので、撮影時に画が映えるかな〜くらいの使い道か。
それとCAW製のモスカートを購入する際に注意が必要です。CAWのモスカートには新型(Ver.1.1)と旧型(Ver.1/0)が存在します。新型はロッキングボールが飛び出しにくい構造に改良されているため、分解が楽になってます!(BB弾が撃てるタイプも同じ)
写真で言うと上が新型、下が旧型です。外観の違いは弾頭の色。※ただし前の持ち主様がメンテナンス時に弾頭を交換してしまったかもしれないので、本当は逆かも。
説明書も、それぞれちゃんとバージョン違いが明記されています。なぜか新型の説明書の方が色褪せてる。
そして一番わかりやすい判別方法は「モスカートを振る」こと。旧型はロッキングボールが上手く固定されていないので、カラカラと音が鳴ります。新型は静か!
ということで、オークションや中古品でCAW製モスカートを購入する際は新型なのか旧型なのか確認した方がいいでしょう。ただ旧型が全く使えないわけではないし、別売りの新型バルブAssyと組み合わせればロッキングボール問題は解決できるので安ければ旧型を買ってもいいと思います。いい勉強になりました。
Ciao!